ある社長の苦悩 その1
よく知られているように、荷主側が組んだ配車計画だけに依存していると、季節や月日によって配車台数に変動があります。
また、待ち時間があったりしてトラックの回転も思うようになりません。
したがって稼働率も悪く、収入も安定しません。
このため、A社長は日通輸送事業協同組合にも加盟し、シャープ第二流通センター(野火止)の元請である日通の協力もえて、「なんとかやりくりした」のですが、二回にわたる石油危機後の不況や円高不況による家電需要の低迷もあって、業績は好転しませんでした。
とくに55年以降の不況と60年夏からの円高不況は中古車トラック運送業界に深刻な影響を与・兄ていましたから、貸切り専業の多くは苦境に立たされました。